午前中の療育(準備編)
最近、未就園児のお問い合わせが増えております。
そこで、午前中の療育(準備編)についてご紹介します。
初めての療育・初めての母子分離等、初めてだらけがたくさんあります。
小さな成功体験を積み重ねるためのポイントをお伝えします。
〇靴を履くことに対して、「履きます」と短い言葉で伝え、合わせて動作を一緒に行います。かかとの部分にはリングやリボンなどをつけていただき(指を入れて引っ張ることにより履きやすくなる)児童自身が履けるようにしてもらいます。
〇洋服の着脱の際も「脱ぐ」「畳む」と短い言葉で伝え、合わせて動作を一緒に行います。「半分」などの言葉を入れてあげるとその後の語彙力にもつながっていきますよ。なかなか見てくれない、聞いていないと思っていても言葉で伝えることが大事です。脱いだら畳むが習慣になると、自発的に行えるようになります。それまでは、根気よく一緒に行ってあげてくださいね。
〇荷物を棚に入れます。「運ぶ」「入れる」と短い言葉で伝え、合わせて動作を一緒に行います。毎回繰り返し行うことで一連の流れとして理解できるようになってきます。もちろん、気分が乗らずお片付けにつながらない日もありますが手を添えてかばんを持ち一緒に行い、必ずやらなければならないという認識に繋げます。
〇お椅子を運ぶことだって、自身で行ってもらいます。「お椅子、運ぶ」とやはり短い言葉で伝え、合わせて動作を一緒に行います。最初はどこを持つのかを教えてあげ一緒に運びます。(転んだり、いきなり手を離すので一緒に) そのほかのお片付けも自身で行います。
何度も使わせていただきましたが「短い言葉で伝え、合わせて動作を一緒に行います。」
これがとても重要です!!
身辺自立に向けてコツコツ取り組んでみてくださいね(^▽^)/
